2025年5月、世界最大級のビューティーページェント「第72回ミス・ワールド世界大会」が開催されます。今回、日本代表として出場する方は、ミス・ワールド2024日本代表としてグランプリに輝いた「冨田 キアナ」さんがです。
本記事では、ミス・ワールドとは何か、世界大会の概要、日本代表 冨田 キアナさんの魅力、そして世界大会で注目すべきポイントまで、最新情報をわかりやすくまとめました。
世界に羽ばたく日本代表の活躍に、ぜひご注目ください!
ミス・ワールドとは?世界大会の基本情報
ミス・ワールドは、1951年にイギリス・ロンドンで初開催された世界で最も歴史があり参加国数最多の国際的ミスコンテストです。
現在では約130ヵ国の国と地域から代表者が集まり、世界最大級の規模を誇っています。
特徴は、単なる外見の美しさだけでなく、「知性」「才能」「品格」「社会貢献」を重視する点。
“Beauty With a Purpose”(目的ある美)というスローガンのもと、各国の代表者たちは社会貢献活動への取り組みも競います。
1971年から始まったこのBeauty With a Purposeの取り組みにより世界中の子供や女性、貧困国や被災地支援など数百、数千億ドルという多大な貢献を行った業績が認められミス・ワールド機構CEOであるジュリア・モーリー氏が大英帝国勲章の一つ、大英帝国勲章司令官(Commander of the Order of the British Empire)が授与された事からも、ミス・ワールドが行う社会貢献活動がいかに重要で本物であるか、ミス・ユニバースなど他コンテストと比較しても大きく異なる点です。
世界大会では美に集まる視線を社会に貢献する、知性や行動力を兼ね備えた女性が高く評価されます。
第72回ミス・ワールド世界大会の開催概要
第72回ミス・ワールド世界大会は、約110ヵ国の各国代表が集結し、壮大な規模で開催されています。
- 【開催概要例】
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開催日:2025年5月7日~5月31日
開催地:インド・テランガナ州・ハイデバラード
参加国数:約110カ国以上
- 【大会スケジュール(予定例)】
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①オープニングセレモニー
②各種審査予備(タレント部門・スポーツ部門・トップモデル部門・HeadToHead(ディベート)部門・マルチメディア部門・BWAP部門・インタビュー審査など)
③開催現地でのメディア対応、インタビュー、チャリティープロジェクト
④予選通過者による最終審査
⑤グランドファイナル優勝者発表・表彰式
大会期間は約3週間〜1か月かけて行われます。世界各国の代表はたった一人で現地入り、世界のミスと共に共同生活をしながら各種撮影やインタビュー、イベント、慈善活動、各種審査を経てグランドファイナルにすすみます。
【ポイント】
第72回ミス・ワールド世界大会も、世界各国から個性豊かな代表者が集まり、ビューティーだけではない「総合力」を競い合う熱い舞台となります。
ミス・ワールドジャパン2025代表のプロフィール
2024年10月2日(於:Hulic Hall Tokyo 東京都千代田区)にて開催されたミス・ワールド2024日本代表選考会で日本代表に選ばれたのは、「冨田 キアナ」さん。
- 【プロフィール】
- 氏名:冨田 キアナ
出身地:東京都
職業・活動内容:大学院生 (京都大学大学院博士課程4年)
趣味・特技:英国エジンバラ大学院及びケンブリッジ大学にて2つの修士号を取得、世界遺産検定、書道・小論文(ともに文部科学大臣賞受賞)、プロの書道家、また毎週京都テレビ経済ニュースキャスターとしても活動。
社会貢献活動:防災の専門家として福島をはじめ被災地復興支援プロジェクト及び女性や学生に対し防災学習の講師として活動。
【ミスワールドジャパン大会での受賞ポイント】
富田キアナさんは、2024年のミス・ワールド・ジャパン大会において、下記の3つの点でで高評価を獲得し、見事日本代表の座を射止めました。
①知性・教養部門
②プレゼンテーションスキル部門
③Beauty With a Purpose(社会貢献活動プレゼン)
特に、社会課題に対する取り組み姿勢や、国際感覚あふれる発言力が審査員たちの高い評価を集めました。
【日本代表 富田キアナさんのコメント】
「今回で3度目のチャレンジとなるミス・ワールド日本代表への挑戦で遂に日本代表に選んで頂きました。嬉しさと共に3度目のミス・ワールドへの挑戦は日本代表としての重責も感じています。世界大会もさることながら、日本の皆様に私が日本代表である事を応援して頂けるようこれまで3年間支えてくださった皆さまに感謝しながら、精一杯頑張ります!」
【ポイント】
冨田キアナさんの魅力は、外見の美しさだけでなく、内面からにじみ出る人間力と社会課題への真剣な取り組み姿勢。
ミス・ワールド世界大会でも高い評価が期待されます!
世界大会で注目すべきポイント
ミスワールド世界大会では、単なる外見の美しさだけでなく、多角的な審査が行われます。
特に注目したいポイントを紹介します。
【審査基準】
ミスワールドの審査では、以下の4つのポイントが重視されます。
①ビューティー(外見的魅力)
世界的に通用する上品な美しさと華やかさが評価されます。
②知性・教養
自己表現力や、国際問題・社会課題に対する知識・発言力も重要な審査対象です。
③人格・リーダーシップ
他者を思いやる心、リーダーシップの資質、グローバルな視点での考え方が求められます。
④社会貢献活動(Beauty With a Purpose)
自ら取り組んできたチャリティーや社会貢献活動の内容・実績が大きな審査項目となります。
【ミス・ワールド世界大会で注目されるテーマ】
近年、ミスワールドは特に「SDGs(持続可能な開発目標)」との連携を強めています。
そのため、以下のような分野に取り組んでいる代表者は、世界大会で高く評価される傾向にあります。
- 子供や女性など社会的弱者への支援
- 人権保護
- 環境保護活動(プラスチック削減、植林活動など)
- 教育支援(特に女性や子供たちへの教育機会提供)
- 貧困・飢餓対策
- ジェンダー平等推進
- 健康・福祉支援活動
冨田キアナさん(日本代表)も、これらの分野で独自の活動を行っており、世界の舞台でも存在感を示すことが期待されています。
【ポイント】
審査は単なる一夜のステージパフォーマンスではなく、これまでの人生経験や社会貢献活動の積み重ねが問われるもの。
冨田キアナさんのこれまでの努力と実績が、世界の舞台でどのように評価されるか、非常に注目されます!
活躍し続ける歴代日本代表たち
ミス・ワールド・ジャパンの歴史の中でも、毎年素晴らしい才能溢れる日本代表たちがいます。 ここでは、過去の実績とともに、日本代表の軌跡をご紹介します。
- 2013年:田中 道子(Michiko Tanaka)
- 出身地:静岡県
主な実績:
女優・モデルとして活躍中 | 2016年にドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』に出演し女優デビュー。以降、2017年に『貴族探偵』、2018年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』でタマ役を演じ、注目を集める。その後も『六本木クラス』『大奥』など数々のドラマをはじめ、『踊る!さんま御殿!!』『未来世紀ジパング』など幅広く活躍。TBS『プレバト!!』では水彩画の才能も発揮。2023年に一級建築士試験に合格し、現在はNHK『解体キングダム』など建設に関する番組の他、NHK『しあわせ気分のフランス語』にもレギュラー出演中。
- 2016年:吉川 プリアンカ (Prianka Yoshikawa)
- 出身地:静岡県
主な実績:
女優・モデルとして活躍中 | 2016年にドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』に出演し女優デビュー。以降、2017年に『貴族探偵』、2018年にはNHK大河ドラマ『西郷どん』でタマ役を演じ、注目を集める。その後も『六本木クラス』『大奥』など数々のドラマをはじめ、『踊る!さんま御殿!!』『未来世紀ジパング』など幅広く活躍。TBS『プレバト!!』では水彩画の才能も発揮。2023年に一級建築士試験に合格し、現在はNHK『解体キングダム』など建設に関する番組の他、NHK『しあわせ気分のフランス語』にもレギュラー出演中。
- 2017年:山下 晴加(Haruka Yamashita)
- 出身地:東京都
主な実績:
慶應義塾大学法学部に在学中にミス・ワールド日本代表を受賞。在学時から女子学生キャリア教育支援活動を主宰し、G7 Youthサミット日本代表も務めた。大手外資系投資銀行で勤務を経て、マサチューセッツ工科大学(MIT)にてMBAを取得。現在はニューヨークで米系投資銀行本社に勤務。世界大会では120ヵ国中、総合TOP15に入賞し歴代日本代表最高順位を獲得。
- 2018年:伊達 佳内子(Kanako Date)
- 出身地:東京都
主な実績:
慶應義塾大学法学部在学中にミス・ワールド日本代表を受賞。。亘理伊達家の直系の血筋。英語(TOEIC940点)、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語等の6ヶ国語を流暢に操り、オペラ(ソプラノ歌手)としても活動。また、全国吟詠コンクール大会でも優勝。昨年早稲田大学大学院ビジネススクールとフランスのビジネススクールGrandes EcolesESCPに同時に在籍、MBAを取得。得意のオペラで世界大会では日本人として初となるタレント部門世界一位を獲得。
- 2019年:世良 マリカ(Malika Sera)
- 出身地:神奈川県
主な実績:
高校2年生、史上最年少16歳で日本代表を受賞。受賞をきっかけにTV出演やモデル業を開始。慶應義塾大学SFCに進学。並行してタレント活動や自治体主催のSDGsイベント等に出演。Z世代を代表するアイコンとしてフジテレビ『めざまし8』のコメンテーターや、『日経ニュースプラス9』にレギュラー出演した。現在は大学を卒業し外資系コンサル企業に勤務。AbemaTVの番組「オオカミくんには騙されない」に出演し話題に。世界大会ではスポーツ部門でTOP32入賞(部門1位)タレント部門でTOP20、BWP部門でTOP25に入賞。
- 2020年:金谷 鞠杏(Marika Kanaya)
- 出身地:秋田県
主な実績:
2019年夏に行われたavex DNAを継承する新ダンス&ボーカルグループ育成プロジェクトから選れた男女7人グループ「GENIC」としてデビュー。アーティストとして若年層支持を集める。2024年にはモデルとしてアパレルブランドのGU MANIA LEADERに就任。
- 2021年:星 たまき(Tamaki Hoshi)
- 出身地:東京都
主な実績:
早稲田大学社会科学部在学中にミス・ワールド日本代表を受賞。2歳から米国で育ち高校卒業時はACT(米国共通一次試験)全米TOP1%の成績でオハイオ州立大学メディカルエンジニアリング特待生、また幼少期から続けてきたバレエでもNYのバレエ団から誘いを受けたものの日本に帰国。絵本作家でもある。早稲田大学を首席で卒業後、早稲田大学大学院を卒業。2024年第一回「日米韓グローバル・リーダーシップ・ユースサミット」日本代表に選出されサミットに参加するなどグローバルリーダーとして活躍中。世界大会ではタレント部門世界第三位を獲得。またアジア代表としてスピーチを行うなど世界大会でも存在感を放った。
- 2022年:山口 佳南(Kana Yamaguchi)
- 出身地:富山県
主な実績:
モデルとして活躍中にミス・ワールド日本代表を受賞。富山県氷見市出身、氷見市観光大使やいしかわ観光特使も務める。北陸ではレギュラー番組「サンデーひみ」等に出演。体育の教員免許持ちながら子供たちに教えるのは教室の中だけではないとミス・ワールドに挑戦。小学校1年で始めたハンドボールでは大学1年春からハンドボール部の主力選手となり全日本学生選手権に出場。現在もスポーツを通じた社会貢献活動を継続、JFA日本サッカー協会を通じ「夢先生」プロジェクト等にも参加。世界大会ではスポーツ部門アジア一位を獲得。
- 2023年:根岸 茉矢(Maya Negishi)
- 出身地:埼玉県
主な実績:
2023年日本代表 | 東京シティバレエ団在籍中にミス・ワールド日本代表を受賞。3歳から始めたバレエでは数々のコンクールで受賞を重ね、英国ロイヤルバレエスクールスカラシップ受賞。小学校卒業前、11歳で単身渡英、怪我と手術を幾度となく繰り返すも7年かけ英国ロイヤルバレエスクールを卒業。その後英国ロイヤルバレエ団、ルーマニアシビウ劇場バレエ団、ルーマニア統一100周年ガラ等、約10年に渡りヨーロッパでプロのバレエダンサーとして活躍し現在東京シティバレエ団のアーティストとして活躍中。
- 2024年:冨田 キアナ(Kiana Tomita)
- 出身地:東京都
主な実績:
京都大学大学院博士課程在籍中にミス・ワールド日本代表を受賞。14歳で応募した世界平和に関する作文で文部大臣賞を受賞しNY国連本部に招待され、そこでのディスカッションに影響を受け子どもや女性の権利に対する学びをと英国エジンバラ大学とケンブリッジ大学で2つの修士号を取得。現在は京都大学大学院博士課程で自然災害から人の命を守る防災研究に取り組みつつ毎週京都テレビの経済番組でコメンテーターとしても出演中。プロの書道家としても活動し、世界遺産検定2級を持つ。
これらの日本代表たちは、それぞれの分野で卓越した才能と努力を重ね、日本代表として、また、世界のリーダー、Z世代のリーダーとして今も活躍しています。2025年の日本代表も、これらの先輩たちに続く活躍が期待されます。
【日本代表が評価されるポイント】
日本代表たちが世界大会で特に評価されたのは、次のようなポイントです。
- 日本文化を尊重しつつ、グローバルな発信力を持っていること
- きめ細やかな思いやりやホスピタリティ精神
- 国際問題に対する高い理解と提案力
- 社会貢献に対する本気の取り組み
外見だけでなく、内面の美しさと国際感覚が求められるミス・ワールドにおいて、日本代表たちは独自の強みを発揮してきました。
応援方法|一般からできる日本代表サポート
世界大会に挑む日本代表 冨田キアナさんを応援する方法は、一般のファンでもたくさんあります。
ここでは、今すぐできる応援手段をまとめました。
【1. SNSでの応援】
ミス・ワールド世界大会では、SNSでの応援活動も重要なサポート手段となっています。
多くの大会では、「マルチメディア審査(ピープルズチョイス)」が行われ、世界中のファンからの支持が審査に影響します。
- ミス・ワールド機構オフィシャルアプリが今年ローンチされました。
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ミス・ワールド機構オフィシャルアプリ | |
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GooglePlay | https://play.google.com/store/apps/details?id=io.deweb.messageboard.missworld&pcampaignid=web_share |
AppStore | https://apps.apple.com/us/app/miss-world-mw/id6499343140 |
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【2. チャリティーイベント・寄付への参加】
ミスワールドは「Beauty With a Purpose」を掲げる大会。
代表者の社会貢献プロジェクトへの支援やチャリティーイベント参加も大きな応援になります。
日本代表 富田キアナさんが主催・参加するチャリティー企画が発表された場合は、
- 募金活動への参加
- イベントの拡散
- ボランティア協力
などで支援することが可能です。
【ポイント】
世界大会は代表一人の努力だけではなく、国全体の応援の力も重要です。
SNSでの拡散、リアルでの応援、チャリティー支援など、できる形で日本代表 富田キアナさんを後押ししましょう!
まとめ|日本代表の世界への挑戦に期待
世界中から注目を集めるミスワールド世界大会。
日本代表として選ばれた冨田キアナさんは、知性、品格、社会貢献への情熱を武器に、世界に挑みます。
ミスワールドは単なる美のコンテストではありません。
「Beauty With a Purpose」という理念のもと、世界をより良くするために行動できる人間力が求められる大会です。
冨田キアナさんが、これまで積み上げてきた努力と想いを胸に、世界の大舞台でどのような輝きを放つのか。
私たちも日本から全力で応援し、その活躍を見届けましょう!
大会の結果速報や、現地での活動レポートについても、後日追記予定です。
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