「ジャングリア」予定地は沖縄の国立公園!?自然と興奮が融合した新体験

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2025年夏に、沖縄県今帰仁村に開業予定の大型テーマパークJUNGLIA(ジャングリア)。
「Power Vacance!!(パワーバカンス)」をコンセプトに掲げ、自然の中で非日常を体験しながら心身ともにリフレッシュできるような空間を提供することを目指す、今までにないテーマパークになっています。「そこには何があるのか?」建設予定地を覗きに行ってみました。

JUNGLIA(ジャングリア)沖縄、予定地は?

沖縄の綺麗な海、やんばるの自然豊かな場所に囲まれた「JUNGLIA(ジャングリア)」は、沖縄県名護市と今帰仁村にまたがる地域「オリオン嵐山ゴルフ倶楽部の跡地」に建設予定です。

住所:沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山654-32

オリオン嵐山ゴルフ倶楽部とは?

名前のとおりゴルフ場です。
2002年の12月にオリオンビール株式会社が、オリオン嵐山ゴルフ倶楽部株式会社を設立し、ゴルフ場経営事業を開始しました。そこから約20年近く多くのゴルファーから支持を受けてきましたが、テーマパーク事業の建設用地としてゴルフ場用地を提供するため2021年6月頃をもって閉鎖しました。その後2022年3月31日をもって、オリオン嵐山ゴルフ倶楽部の営業を終了しその歴史に幕を閉じました。

沖縄県を予定地として選んだ理由とは?

株式会社刀の森岡毅氏やジャパンエンターテイメント社長加藤氏が沖縄県にJUNGLIA(ジャングリア)の建設を選定した理由には以下の3つが述べられていました。

「JUNGLIA(ジャングリア)」の予定地としてのテーマパークの場所
沖縄県へのアクセスのしやすさ
1年を通して安定している気候

下記で詳しくお伝えしていきます。

①「JUNGLIA(ジャングリア)」の予定地としてのテーマパークの場

JUNGLIA(ジャングリア)の予定地である現在の場所はもともとゴルフ場跡地に従来とは全く違うテーマパークを作ることが目的であり選んだ理由のひとつだと述べていました。
JUNGLIA(ジャングリア)は、沖縄県の豊かな自然を前面に出した新しいテーマパークです。森を伐採して作っているのではなく、ゴルフ場跡地を利用することによって、周囲の自然環境をできるだけ保持しながら開発されています。
他の一般的なテーマパークとの違いは、コンクリート作りだけではなく、元々の地形や自然を存分に活用しているところです。やんばるの大自然を大切にしながら最大限活用しているこのパークでは、訪れる人々に特別な体験を目指しているとのことです。

②沖縄県へのアクセスのしやすさ

沖縄県の周りには、4時間圏内の範囲に20億人の人口圏が存在しています。日本を含めターゲットになる国が台湾 香港 上海 北京 シンガポール マレーシア インドネシア(ジャカルタ)タイなどがあり、より多くの人が通える場所になっています。琉球王国時代から行われていた貿易や観光で発展してきた沖縄県を、JUNGLIA(ジャングリア)を通じてより世界中の人に知ってもらいたいと述べています。

③1年を通して安定している気候

予定地周辺にあるやんばるの森や、世界でもトップクラスの海がある沖縄は、年中気候が安定しています。冬でもダイビングに参加される方が訪れるくらいです。それに加えて、沖縄の夏はとても暑いというイメージが強いですが、気温が35℃以上になることが極めて少なく、海からの風が心地よく吹いているので実は夏も涼しいのです。これは日本も含め、アジアの地域に住む人から見ても過ごし易い気候だと思います。

また沖縄には文化的特徴があります。伝統的な食文化、独特の音楽スタイル、地元独自の言語が生活の一部で使われています。訪れる人々を温かく迎え入れる独特のホスピタリティも沖縄の大きな魅力の1つです。

JUNGLIA(ジャングリア)の経済効果への期待

2025年にオープン予定のJUNGLIA(ジャングリア)ですが沖縄にもたらす経済効果は大きくなると思います。もちろん、JUNGLIA(ジャングリア)に来るお客さんの影響もありますが、運営を担う株式会社ジャパンエンターテイメントは、開業時までに1300〜1500人程度の従業員を増員する予定で、その家族などが住宅を確保したり、周辺の商業地を利用することによって沖縄県北部全体が経済的に潤っていくのではないかと考えていると述べていました。
ちなみに名護市の2021年、1人あたりの平均年間所得は220万円に届かないとされています。
参考:沖縄県市町村民経済計算(沖縄県市町村民所得)

懸念されている問題

地域の住民の方も特に心配しているのが交通渋滞です。JUNGLIA(ジャングリア)予定地の周辺は片側1車線の道が多く、平日でも通勤や退勤時間、大型連休や休みの日などに車が混雑していることが多くあります。実際に私自身も予定地周辺に行った際、渋滞が気になりました。

JUNGLIA(ジャングリア)周辺、片側1車線通行の写真。

この問題は、地域住民を集めて説明会を開き信号の表示サイクルの改善や道路の拡張など県や県警と調整しながら進めていると述べていました。また、騒音やゴミ増加などの問題も懸念されますが、個人が意識し皆でより良いものになるように進めて行けたらなと思います。

まとめ

1年中安定した気候、アクセスしやすい立地、沖縄に訪れる方は年々増えています。ゴルフ場跡地に建設中のJUNGLIA(ジャングリア)は自然をそのまま活かし、その魅力を最大限に引き出してくれる事でしょう。
また、JUNGLIA(ジャングリア)ができる事により、沖縄に訪れる人が増え、経済の発展に繋がり沖縄県全体が潤う未来が待っていると私は思います。改善点もあると思いますが、「また行きたい!」と思われる場所になってほしいですね。

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